DIYでの外壁塗装は危険!?|外壁塗装で「3度塗り」が欠かせない理由

DIYでの外壁塗装は危険!?|外壁塗装で「3度塗り」が欠かせない理由

日曜大工(DIY)が好きな人なら自宅の塀や柵などのペンキ塗りをしたこともあるかと思います。外壁に汚れやひび割れ(クラック)が目立つようになると、外壁を日曜大工で塗り直してやろうと思う人も少なくないことでしょう。しかし、外壁塗装と日曜大工のペンキ塗りは全く別物です。外壁に汚れやひび割れ(クラック)ができるのは、外壁塗装が劣化し外壁の防水機能や耐候性が衰えてきたことを示す危険な兆候です。知識や経験のない素人が日曜大工のペンキ塗りの要領で見た目がきれいになれば良いといった考えで外壁塗装をしてしまうと、防水機能や耐候性など本来備えているべき機能を回復させることが出来ないばかりでなく、外壁を傷め劣化を早めてしまう原因にもなるのです。

外壁塗装とDIYでのペンキ塗りは全くの別物と心得よ!

ペンキ塗りは外観を良くし「美観」を改善するのが目的ですが、外壁塗装には美観に加え、住宅を風雨、紫外線、熱や寒さなどから守る「保護」の役割があり、単に見栄え良く塗れば良いというわけではありません。外壁塗装とDIYでのペンキ塗りは全く別物なのです。

外壁材には断熱機能はありますが防水機能がありませんので塗装をしなければ風雨から外壁を守ることはできません。外壁は塗装することで初めて防水機能や耐候性を備え、住宅を風雨から守ることができるようになります。外壁の塗り替えは単なる見栄えを良くするためのものではなく、防水機能や耐候性が衰えた外壁の機能を回復させるための「重要な工事」です。見た目はきれいに塗れているように見えても正しい工程を踏んで塗装がなされていなければ、外壁塗装の機能の回復は望めません。日曜大工のペンキ塗りのつもりで「見た目がきれいに塗れれば良い」といった間違った外壁塗装を行ってしまうことは、マイホームの寿命を縮めてしまうことにもなりかねない危険な行為なのです。

外壁塗装で「3度塗り」が欠かせない理由|下塗りの重要性

外壁塗装は「下塗り→中塗り→上塗り」の3度塗りの工程が必要ですが、素人の日曜大工でこの工程を仕上げることは困難です。外壁塗装のプロが日ごろどのような外壁塗装の仕方をしているのか解説してみましょう。日曜大工のペンキ塗りとプロの外壁塗装の違いが理解できるはずです。

下塗り

下塗りは外壁塗装では最も重要な工程です。下塗りは中塗り・上塗りとは違う塗料を使用します。下塗りには「外壁材と塗料との接着力を高める」「外壁材への塗料染み込みを防ぐ」といった役割があります。

下塗りはコンクリート、モルタル、サイディングボードなどの外壁材と中塗り・上塗り塗料との接着力を強め、防水性、耐候性など耐久性に優れた外壁を作り出すために行われる工程です。下塗り工程を経ないと外壁材に中塗り・上塗り塗料が定着しません。下塗りを丁寧にしっかり行うことで耐久性に優れた外壁塗装が実現できるのです。

下塗りをしないで中塗り・上塗りをすると、外壁材に直接塗装することになり、外壁材を傷め劣化させる可能性があります。また、外壁材と塗料との接着力も弱く、結果的に塗装の耐久性も損なう結果となります。更に、下塗りを行わないと塗料が外壁材に染み込むため、時間が経過すると塗りムラが発生してしまい美観を損ねます。下塗りは外壁塗装をするうえで欠かしてはいけない大切な作業なのです。

中塗り&上塗り

中塗りは、上塗りの前段階で滑らかな塗膜を作るための塗装です。下塗り塗料の色を隠し、下塗り塗料と上塗り塗料との密着性を高める役目があります。中塗りがしっかり行われていないと上塗り作業がうまく進まず美しく仕上げることができなくなります。

上塗りは、中塗りの塗りムラを塞いで塗膜に厚みを付け、仕上がりのきれいな外壁塗装を実現するとともに、外壁の耐久性と美観を高めるための最後の仕上げ工程になります。

「下塗り→中塗り→上塗り」の3度塗りの工程の重要性とDIYで対処する難しさがなんとなくお分かりいただけたかと思います。また、外壁の素材の違いや地域ごとの気候性の違いによっても適切な塗料の種類が違ってきます。外壁素材と相性の悪い塗料やその地域の気候と相性の悪い塗料を選んでしまうと短期間で塗装が劣化してしまうだけでなく、外壁の寿命を縮めてしまうことにもなります。大切なマイホームを守るためには、外壁塗装は「外壁塗装のプロ」に任せることがベストな選択肢なのです。

外壁塗装は外壁塗装業者に任せれば安全か?

外壁塗装は外壁塗装業者に任せれば安全なのでしょうか?残念ながら外壁塗装は手抜き工事が発生しやすい工事といわれています。本来、下塗り→中塗り→上塗りと3回塗らないと塗料の性能が十分に発揮されないにも関わらず、下塗り→上塗りだけで済ませ、中塗り工程を省略する「外壁塗装のプロ」とは呼べない塗装業者が増えているのです。

工程を省いた手抜き工事をされると、直ぐに外壁塗装のツヤが消えてしまい汚れが付いてしまったり、三年程でコケが生えてきた、なんて事が起こります。そうならない為にも、必ず規定数の塗装を重ねていかなければならないのです。

塗装の専門知識がない一般人は、3工程の違いなど分からないので、どこで手抜き工事をされたか、なかなか見抜けません。一般人が手抜き工事を防止するためには、業者任せでなく、自ら工程をチェックすることが大切です。下塗り、中塗り、上塗りは1日1工程しかできません。よって、塗装工事の日数を確認すれば、下塗り、中塗り、上塗りの3工程をきちんとこなしたのかどうか判断ができます。

外壁塗装は建物の大きさ、天候などにより工期が異なりますが、下塗りから上塗りまで平均で1週間程度要します。これが3日で終わってしまうような場合は、下塗りか中塗りのどちらかを省いて手抜き工事をしている可能性がありますので要注意です。

まとめ

これまで見てきたように、外壁塗装は難易度が高く、職人の熟練技と経験を要しますのでDIYでの対応は困難です。業者に依頼する場合も、手抜き工事を防止し機能性に優れた耐久性と美観を備えた外壁塗装を実現するには、腕が良く信頼できる業者へ依頼することが必要なのです。

私たち「ハウスペイントアゲイン」では、熟練の塗装職人が丁寧に「下塗り→中塗り→上塗り」と3度塗りを行っています。また、手抜き工事を防ぐ為にもお客様に工事中の写真の提出を行ない、作業工程の詳しいご説明をさせていただいています。

外壁の汚れ、ひび割れは外壁の劣化が進んでいるサインです。ハウスペイントアゲインでは、外壁の無料診断を行っておりますので、汚れやひび割れに気づいたらご遠慮なくご相談ください。症状が軽度のうちに補修作業をしてあげることでリフォーム費用を安く抑えることが出来、マイホームを長持ちさせることにもつながるのです。

 

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