外壁に落書きされてしまった場合でも、適切な溶剤を使い、適切な方法で洗浄すれば、落書きを消すことは十分に可能です。この記事では、外壁にスプレーやペンキなど落書きされてしまってお困りのあなたへ、外壁塗装のプロが「外壁の落書きの消し方や落書きへの対処法」を解説します。
外壁の落書きを自分で消す方法
軽度な落書きの場合
家庭用のアルカリ性洗剤と100円ショップなどで販売されているメラミンスポンジを使って洗い流す方法がおすすめです。水性インクなどでの軽度な落書きなら、強くこすらなくても簡単に落とすことができるでしょう。
メラミンスポンジは粒子が細かく、軽くこするだけで汚れを落とす効果があり外壁の落書き消しに最適です。ただし、溝に入り込んでいる汚れはメラミンスポンジだと落とし難いため、タワシを使って落としましょう。強くこすりすぎると外壁の塗装が剥がれてしまうので注意が必要です。
高圧洗浄機の使用も外壁の落書き消しには有効ですが、水圧で外壁を傷める恐れがありますので、使用する際は外壁に近づけすぎないようにしてください。
軽度な落書きの落とし方
・家庭用のアルカリ性洗剤とメラミンスポンジを使用して洗い流す
・溝の部分などメラミンスポンジで届かない箇所はタワシを使う
・強くこすってしまい外壁の塗装を剥がさないように注意が必要
簡単に落ちない落書きの場合
家庭用のアルカリ性洗剤で落ちない場合は、ホームセンターなどで販売されている「落書き消し溶剤」を使用すると良いでしょう。
塗料の種類によっては、溶剤を使うと塗装が剥がれてしまうことがあります。目立たない場所でテストしてから使用したほうがよいでしょう。
溶剤にはスプレー式とハケで塗るタイプがあります。スプレー式は便利ですが有害物質を吸い込んでしまう恐れがあるため、塗装用マスクを使用した方が良いでしょう。塗装用マスクはホームセンターで購入することができます。
落書きされた箇所に「落書き消し溶剤」を塗り、溶剤が浸透するまで10分ほど待ちましょう。溶剤が浸透したら、メラミンスポンジやタワシを使ってこすります。最後に溶剤が残らないように高圧洗浄機などでしっかり洗い流しましょう。
溶剤の使い方を誤って落書きされていない箇所まで溶液をかけてしまったり、強くこすり過ぎてしまうと外壁の塗装が剥がれてしまうを恐れがあるため、注意してください。
落書き消し溶剤には人体に影響を与える成分が含まれている場合もあるため、溶液が体に付着したり、目や口に入らないように十分な注意が必要です。塗装用マスク、手袋、ゴーグルなど十分な装備を整えて作業を行ってください。
「落書き消し溶剤」を使って落書きを消す方法
- 落書きされた箇所に溶剤を塗る
- 溶剤が浸透するまで10分ほど待つ
- メラミンスポンジやタワシを使ってこする
- 溶剤が残らないように高圧洗浄機などでしっかり洗い流す
自分で洗浄しても消せない落書きへの対処法
軽度~中度の落書きなら、アルカリ性洗剤や落書き落とし溶液などを使い自分で消すことが可能です。しかし、洗浄してもなかなか落ちない場合や広範囲の落書きがある場合は、無理せず専門業者に依頼したほうが無難です。
知識のない素人が専門家が使うような強い溶液を使ったり、無理に強くこすってしまうと外壁の塗料が剥がれてしまったり、外壁を傷めてしまう危険性があります。
業者による落書き消しの方法は、水圧や温度などの調整が可能な高性能な高圧洗浄機を用いた方法です。市販の高圧洗浄機より性能が高いものを使用しているため、頑固な汚れや落書きでも落とすことができます。
スプレーを使った広範囲な落書きなど、洗浄では落とせない落書きの場合は外壁の塗り替えが必要になります。
専門業者に依頼したほうが良い事例
- 落書き落とし溶剤が効かない場合
- 落書きの範囲が広い場合
- 外壁を塗り替えて元通りのきれいな外壁に回復させたい場合
- 消しても消しても繰り返し落書きされてしまうため対策を講じたい場合
何度も繰り返される落書きへの対処法
道路沿いの外壁など落書きされやすい立地では、消しても消しても何度も繰り返し落書きされることが少なくありません。
こういった場合の対処法として「落書き・貼り紙防止塗料」を塗布するという対策がおすすめです。この「落書き・貼り紙防止塗料」をあらかじめ塗っておくことで、ラッカースプレー、マジックインクなどの落書きを簡単に除去することができます。また、貼り紙防止成分により貼り紙されてしまった場合でも容易に剥がすことが可能です。
私たちハウスペイントアゲインは、落書きなどの外壁のトラブル対応に強い「外壁塗装のプロ集団」です。なかなか落とせなかった頑固な落書きも、元通りにきれいに再塗装いたします。
・ご自宅の外壁に落書きされてしまって消すことができない
・消しても消しても繰り返し落書きされてしまうので落書き対策をしたい
といった場合には、是非私たちまでご相談ください。